アイドルって命がけだよね。
10月末からフジテレビでKing & Princeの密着ドキュメンタリーやるらしくて、
予告をちらっと見ました!
それ見た時の感想ね、、
「うわ〜どの時代もアイドルって生き抜くの大変」
KinKi Kidsデビューから全力で駆け抜けた1998年〜2003年。
テレビをつけてキンキ出てない日はないよね、っていう人気ぶり。
ジャニーさんに
「youたちはみんなが働いている時に働いて、働いていない時にも働くんだyo!」と言われてたそう。
仕事大好き光一くんも、あの頃の仕事量は今だったら訴えられると思う、と冗談交じりで言っちゃうくらいだよ。
剛くんは死にたいのに死ねない…思うくらいの精神状態になっていたそう。
剛くんはラジオで、そのころを振り返って語ることが多いんです。
特にキツかったのは、うどんエピ
お母さんがうどんを作ってくれて、目の前にあったんだけど、ふと目を開けたらうどんがなくなってた。「お母さん、オレこれ食べたん?」「食べてたよ」そう言ってお母さん
泣いてた。
あとは信頼してたのに裏切られた経験についてもよく話している印象。
正直者は馬鹿をみる。
これもよく剛くんの言う言葉ね。
詳しくは話さないんだけど、いつもこれ言うから相当辛い経験をしたんだろうな…って苦しくなる
芸能界ってさ、たぶんのほほーんとテレビ見てる世界とは絶対に違うと思うんだ。知らないけど。
絶対的なコネクションやら権力はあるだろうし、裏切ることが当たり前に横行してる世界だと思う。
特に10代から活躍していたからこそ、未成年だけど大人な対応求められることも多かったそう。
そんな剛くんは30歳になった頃から、「第三者からの声よりも自分の声を大事にして生きよう」と思うようになります。
堂々と「10代の頃の自分は第三者が作り出した偶像だ」、と発言しちゃうんです、それを言える勇気と真面目さって計り知れないよ…
そして
「現実を歌うアイドルでいたい」
と思うようになります。
よくキンキってアイドルぽくないね〜
と言われるけど、それはそういう思いも見ている人に伝わっているのかも。
アイドル idol って訳すと「偶像」なんだよ。
だってファンの人は一生懸命汗水垂らして稼いだお金を使って、好きな人のために貢ぐんだよ。
どうして貢ぐかって…好きなんだもん♡
って感じじゃん!
リア恋じゃなくても、自分が応援してるアイドルに熱愛が出たら凹むよね…
でもね、2016年キンキコンでも「俺ら熱愛出たらすげぇ色々言われるのに、お前ら結婚したりしてんでしょ?(ニュアンス)」
二人で言ってたと聞いて、自覚したのよ
そうなんだよ。オタクは自由に生きてるけど、アイドルであるあなたの隣にほかの女の人がいて欲しくない。
話したこともないくせに。
超自分勝手だって分かってるんだけど、それくらいに愛は深いんだよオタクって。ごめんな。。。
舞台の上に立つアイドルって信じられないくらいに輝いてる。
みんなの夢のアイドルになるために。
でもその裏ではその人の多くのものが犠牲になっている。
どんなに辛くてもオタクには内緒にして笑顔で歌って踊ってくれてるんだ。
そう考えるとアイドルって人権すらあるか怪しいよね。本当に神格化されてるよね。神なんだよ。本当に。
アイドルってなに…って自問自答しちゃうと思うんだアイドルだって。
そんな人をちらっと見かけちゃうと、「剛くん話聞いてあげて〜」みたいな気分になる。
実際、ある相談を受けて、剛くんが苦しんでる人を救える歌を…と作ったのが、
「シンジルとウラギル」(HYBRID FUNK収録)
死 魅そうなあたしへと 戦いだ風に 倒れて
平和… そんな場所に 流れ着きたい… お願い…
死にたいって思う人に「生きて」って言うのではなくて、共感して寄り添う歌。
あとね、10代の頃を思い出して作った曲、「愛詩雨」
幼い日に描いた
希望はいつも闇色
必死で塗り潰してた
ひとりで ゆらら 繰る日を ゆらら
恋してはいけない
恋など世にはない
ひとを信じたくない
過去たち ゆらら 静かに ゆらら
アイドルやってたらこの曲聴いて超泣いてると思う。別にアイドルやってなくたって剛くんの切なく痛々しさまで感じる歌声で泣けるもん、、、
最後になりましたが、
剛くんがいつもいっつもラジオでもライブでも私たちに伝えてくれること。
「自分自身をちゃんと愛してあげてほしい。」
これってアイドルである剛くんが1番それを叶えることが難しくて、でもそれを諦めずにやろうとしてるの。
もしアイドルが疲れ切った人がいれば、ぜひ剛くんの曲でも聴いてほしいなあ(そんな声も届かないんだけどね笑)
今日もアイドルでいてくれて本当にごめんねとありがとう!